北区 建勲神社はご祭神織田信長ですから、入試合格をはじめ、安全・成功の祈願にこられます。

正しくは「たけいさおじんじゃ」と読むが、一般には「けんくんじんじゃ」と呼ばれ、「建勲(けんくん)さん」と通称される。

船岡山は千本北大路の東南にあたり、このふもとに建勲神社があります。

梅寒し船岡山の松の雨 香夢

信長は革新的な人ですから、入試合格をはじめ、安全・成功の祈願にこられます。ご祭神織田信長は、武神ではありますが、経済・宗教をはじめ多岐にわたって活躍されました。

ただ武将にとどまらず、竹中工務店は織田信長に仕えていた職人の一人が竹中工務店の祖先になることから、工事安全の祈願にこられます。織田信長は父信秀と共に、崇敬の心あつく、伊勢の皇大神宮の式年遷宮や熱田神宮のご造営、京都御所の復興に多大な力を注がれました。

明治天皇は信長が皇室に多大な貢献をしたので、その当時、天下を治めた功績で、明治2年に勅命を下され、東京の織田子爵邸内に一社が創立されたのがはじまりで、同年10月に建勲神社と改称、同13年9月いまの地に遷され信忠を合祀されました。
信長の意思をついだ豊臣秀吉は、信長がなくなった時、ここは大徳寺の所領でこの当時大徳寺で法要をされたとき、この船岡の地に天正寺を建てようとされましたが、志を果たせず、明治天皇がご意思をついでお宮を建てられました。

はじめ船岡山の東麓にありましたが、明治43年現在の山中にうつしました。お札は、ここのお札と皇大神宮のお札を配布しています。暦は建勲本暦を発行し、気学の暦を出しています。家相、四柱推命の相談にも応じておられます。絵馬は伊勢の大絵馬を出しています。

名称 建勲神社(たけいさおじんじゃ)
祭神 織田信長
ご利益 家内安全・除災祈願・大願成就・開運・難局突破・産業指導の神
住所 京都市北区紫野北舟岡町49
電話 075-451-0170
拝観時間 9:00~17:00
料金 年中無休・境内拝観自由
アクセス 市バス 建勲(けんくん)神社前又は船岡山バス停徒歩で北参道

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