中書島の弁天さんは京都で唯一、弁財天を本尊とするお寺で開運・厄除けを祈願します。

祇園で芸妓をしていた18才の女性、中書島にきて警察官をしていた男と知り合い、互いに愛しあい、結婚できるよう弁天さんにお願いしました。
22才のとき結婚。借金して家を買い、何度かおそってきた困難のとき、いつも弁天さんにお願いして助けていただきました。

元三大師のおみくじがあります。元三大師(913~985)は延暦寺中興の叡山の教義を確立し、学問を高め、法力・霊力の持主として庶民に尊敬されていました。良源慈恵大師は正月3日になくなったことから元三大師とよばれています。
厄除け降魔のお守り札に姿がえがかれています。角大師といわれ、角をはやした鬼の姿であらわれ、これを拝むと災厄を除くといわれています。

長建寺のおみくじはナウいおみくじです。
日本でもただひとつの和歌のおみくじでヤングには2人でお参りすると恋がかなうと大好評です。

7月第4日曜は弁天祭です。本堂の前で護摩がたかれ、伏見の人は護摩を焚く火で悪魔を祓う。夏の厄を祓うわけです。

大晦日から15日まで秘仏の弁天さんの開帳があり、2月の節分には魔除けの鈴が授けられます。

寺伝によりますと、長建寺は伏見奉行建部内匠頭が元禄12年(1699)大亀谷の即成院にあった塔頭・多聞院を移して再建しました。建部奉行は長命無事息災を祈って姓の一字「建」を取って長建寺とされたということです。

名称 弁財天 長建寺(べんざいてん ちょうけんじ)
本尊・祭神 八臂弁財天(はぴべんざいてん)
ご利益 開運・厄除け
住所 京都市伏見区東柳町511
電話 075-611-1039
拝観時間 (夏季)9:00~16:30、(冬季)9:00~16:00
料金 志納
アクセス 京阪中書島駅・市バス「中書島」徒歩5分

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