おねしょ封じ 梯子地蔵 (はしごじぞう) 昔は小さな子供の寝小便に困ってお参りしたのが梯子地蔵さんでした。 寝小便に困って子供をつれて一緒にお参りしたところ、ふしぎなことにぴたっととまりました。 松尾神社から嵐山方面北へ5百メートル行った所に13の石段がみえます。石段をあがると薬師寺の境内に出ます。 梯子地蔵は薬師禅寺の境内にあります。ちいさな梯子がお供えして...
心の悩み 福成寺(ふくじょうじ) 福成寺にお参りする人は心の安らぎを感じ、明日からの生活に生き甲斐を感じます。 西京区樫原の史蹟公園の南に建仁寺管長竹田益州翁の書かれた福成寺の石碑が目につきます。 坂道をのぼりますと福成寺の門にはいります。 西山の竹薮に囲まれて自然な落ち着いた雰囲気があり、本堂の前には小作りの庭があり、日本調の庭園があります。 寺伝に...
火難・災難除け 金蔵寺(こんぞうじ) 金蔵寺にお参りになる方は、火難除けを願います。又、棟上げのご祈祷にこられる方もあります。 大原野神社を過ぎて、東海道自然歩道の道をたどり、外畑街道を西へ進みますと岩倉山の麓にある「金蔵寺」に着きます。 本堂のうしろにあるお地蔵さんは、将軍の姿で白馬にまたがっており、将軍地蔵とよばれます。 神仏分離の後、愛宕神社から明治...
母子の安泰 山之内 念佛寺 (やまのうちねんぶつじ) 紫雲山・念佛寺 京福電鉄・山之内駅のそばに白壁の土塀が続き、「水子供養寺」と記された赤ちょうちんが目につきます。 ここは、1200年前、比叡山で天台宗を開いた最澄の母である藤子が生まれた土地で、衣、食、住が十分でなく水子のままでなくなる方が多く、藤子が水子の供養をされたのがはじまりです。 人間は、生きている命の尊さを知って、10月10...
厄除け 三宝寺(さんぽうじ) 鳴滝の妙見さん 鳴滝の妙見さんで庶民に親しまれている三宝寺は700年続いている「ほうろく灸」の行事があります。 1年のうちで一番暑い日とされている土用の丑の日に呪文を書いた「ほうろく」を頭の上に乗せもぐさを置いて火をつけ、木剣にて九字を切り悪鬼邪霊の障りを除く祈祷です。 三宝寺にお参りする人は頭痛平癒を祈願します。神戸からお参りに来ら...
安産・子宝 嵯峨・薬師寺(さが・やくしじ) 嵯峨・薬師寺にお参りする人は生六道地蔵菩薩の仏さんに安産を祈願します。 生六道地蔵菩薩は、安産守護の仏さんとして信仰され、寺では小さな安産のお守りと腹帯を授与しています。 生六道の「生」を「無事に生まれる」と考えたのです。小野篁は、夜は地獄へ行って、エンマさんのもとで働いていたというのです。東山の六波羅密寺の近くにある...
商売繁盛 蚕の社(かいこのやしろ)(木嶋坐天照御魂・このしまにますあまてるみたま)神社 蚕の社にお参りする人は、特に織物業界、染色業界の方々が商売繁昌を願ってお参りになります。 ここの社から授けられる「まゆの守」は呉服関係の業者が受けにこられます。蚕の社は本殿右にある摂社で養蚕・機織りの技術にすぐれた秦氏と関係の深いことがわかります。 また、本社の木の島の社には、土用の丑の日にお参りして、池の水に足をつけ...
商売繁盛 嵯峨・二尊院(にそんいん) 右京区嵯峨 二尊院の九頭竜弁財天にお参りする人は商売繁盛・技芸上達を祈ります。 嵯峨 小倉山を背に優雅な本堂、その右手に瓦葺の弁財天堂が建っています。その東のくぼ地にあるのが竜女の池です。 寺伝によりますと、時は室町時代、竜はよなよな池をぬけ出し本堂や庭のあたりをはい廻るました。正信上人が一心にご祈祷されますと竜はこの...
無病息災 神護寺(じんごじ) 神護寺のお薬師さんにお参りになる方は、無病息災を願って遠くからもお参りになられます。 金堂に安置する秘仏薬師如来は平安前期彫刻の代表作で薬師如来のくちびるには永久にきえないとおもわれる丹朱の色が残っています。 わたしたちがこの像を拝むとき、不気味な神秘感にうたれます。この薬師如来は衆生を救う神として私達をあたたかく包ん...
中風 了徳寺(りょうとくじ) 右京区鳴滝の静かな住宅街、西山の裾野に広がる一角に大根炊きで知られる了徳寺があります。 大根炊きは毎年12月7・8日におこなわれる。 了徳寺の大根をいただくと中風にかからないというご利益があるといわれます。 知りあいの人から口伝えで3年続けるとよいと聞き、3年続けてこられる人も多いようです。 寺伝によりますと建長4年(...