火難・災難除け 下京区・高源寺(こうげんじ) 高源寺にお参りする人は火難・盗難に霊験あらたかと伝え聞いてお参りになります。 毎月28日をもってお祀りしていますがなかでも1月・5月・9月の28日には大祭が行われ、この日道了大薩唾?の尊像がご開帳されます。 寛政のころ大阪の人で今北藤右衛門という人がありました。その娘は京の高源寺に預けてありました。 この人が道了権現さ...
厄除け 下京区・成道院(せいどういん) 成道院の呑竜さんにお参りする人は、安産、子育て、厄除けを祈ります。 本尊阿弥陀如来・脇壇に呑竜上人の木像が安置しています。 呑竜上人は、新田義重の御廟再興の時、慶長18年(1613)上野国太田町大光院の住職をしていました。昔より、呑竜坊主といって子供も坊主頭にして7才までお弟子にしますからといってお祈りしますと、子供が...
厄除け 新京極 錦通りの錦天満宮 (にしきてんまんぐう) 京の繁華街・新京極・寺町京極・錦通りにかこまれて錦の天神さんがあります。 もともとご祭神が菅原道真公ですから学問の向上入試の合格祈願が多いわけですが場所がら商売の智恵をいただこうと朝夕お参りになります。 社伝によりますと長保年間(999~1005)歓喜光寺が六条河原院遺跡に移し建てられその鎮守社として天満宮が再び祀られ...
無病息災 中京区・不来乎薬師(こぬかやくし)(医徳山 薬師院) こぬか薬師にお参りする人は、病気平癒や肉体的な病気、心の病気の平癒を願ってお参りになります。 鎌倉時代の寛喜2年(1230)京の町に寒風が吹き荒ぶ真冬に疫病が流行し、死者もおびただしい数にのぼりました。 このとき薬師如来が薬師院住職の夢枕に現われて「病気で苦しんでいるみなさん、わたしの前に来ると、どんな病もことごとく治...
商売繁盛 (西洞院の金神さん)御金神社(みかねじんじゃ) 金属関係の業者の守り神としての信仰がある西洞院の金神さんへお参りする人は方除け、病気平癒を祈願します。 もともと金神さんは、中国伝来の方位に関する信仰で、わが国では平安時代に陰陽家によって広められました。金神遊行の方角に造作に手をつけたり、転宅や新築、旅行などで方角が悪いときにお祓いをしてもらいます。 商売不振に落ちい...
安産・子宝 中京区壬生・福田寺(ふくでんじ)尼ヶ池身替り地蔵 「尼ヶ池身替り地蔵」にお願いする人は一人一願が成就するようにお参りになります。 日頃このお地蔵さんを信心している方がありました。車にはねられましたが、奇跡的に命が助かりました。 このお地蔵さんについてはこんな話が伝わっています。むかし朱雀院の近くに時姫という美しい女官がすんでいました。身分も高く、教養も深く、信心にあつ...
商売繁盛 安楽寺天満宮(あんらくじてんまんぐう) 安楽寺天満宮にお参りする人は病気平癒と商売繁盛、天神信仰のルーツ学力向上を祈ります。 延喜5年(905)太宰府にあって道具の墓を守っていた味酒安行にお告げがありました。道真の霊は天満大自在天神と名乗ったと伝えます。 これによって太宰府の墓所に廟所が建てられ、もと安楽寺といいました。 菅原道真が太宰府に左遷されたとき、都...
不老長寿 達磨寺(だるまじ) 京都市上京区 達磨寺の達磨大師は厄除け・開運そのものです。 庶民はだるまさんに何のお願いをするのでしょうか。 まず事業の完成。商売する人の信仰の多いのもそのためです。ダルマさんといえば「七転八起」日本人の作った言葉で、近世では江戸時代に白隠禅師が好んで使われたそうです。 七転八起のだるまさんを見習って起き上がって仕事に...
厄除け 引接寺(いんじょうじ) 千本えんま堂(せんぼんえんまどう) 正式には引接寺といいますが、「千本えんま堂」は本通り寺之内上る商店街の中を通り抜けたあたりに入り口がある。 正式には引接寺(いんじょうじ)といいますが、本尊とするえんま大王により、千本えんま堂の方がよく知られています。 康暦元年(1378)円阿上人より勧進された銅鐘銘によれば、当時は寛仁年間 (1017~21)に源信の...
心願成就 梨木神社(なしのきじんじゃ) 梨木神社境内の「染の井」は、京都三名水の一つといわれて、朝参りは、午前六時半から老若男女が集う。 今からおよそ1100年ぐらい前、摂政藤原良房の娘で、明子(あきらけいこ)(文徳天皇の皇后)の里御殿がありました。この水は良質で冷たい水で、枯れずに1100年、余りこんこんと湧き出ています。この水は文徳天皇のおめしになる着物...