左京区松ヶ崎・新宮神社にお参りする人は、夫婦円満、子宝のさずかるようにとお参りになります。


このお社は不老長寿のご神徳があるといわれます。ご神木は根がひとつで枝が2つ出て、男杉(おすぎ)さん、女杉(めすぎ)さんといわれています。

もともと新宮神社は村社で大比叡大明神と称していたが、徳治2年(1307)、一村改宗の時熊野新宮よりイザナギ・イザナミの分身をお遷りして、新宮大明神と呼び、日像上人の直筆の法華経と曼陀羅を合祀し、妙泉寺の僧に託して祭祀をおこなっていましたが、明治の廃仏棄釈の際これをやめ白髭神社と号し明治28年10月社号を新宮神社と復称しました。

例祭は毎年10月23日におこなわれます。この日は4年生の女の子8人が八乙女舞・神楽を舞い、踊りがすめば、稚児・剣鉾二基がわかれて行列は白雲稲荷神社までつづきます。
お火焚神事は毎年12月8日におこなわれます。この地はもともと農村であるので野菜の品評会がおこなわれます。勧農祭はみんな自慢の野菜を拝殿に持ちより、3時のお火焚が終わると奉納野菜をみんなにおわけします。この日は野菜汁がふるまわれ、これを頂くと一年中、風邪をひかないといわれます。

正月は3が日だけその年の干支杯で神酒を授けます。
この日お参りする人は村の人より大杉さんの信仰者が多いようです。2月の節分には福豆がさずけられます。

名称 新宮神社()
祭神 速玉男命・伊邪那岐命・伊邪那美命・白髭大神
ご利益 夫婦円満・不老長寿・子宝
住所 京都市左京区松ヶ崎林山34
電話 075-791-0191
拝観時間 自由
料金 無料
アクセス 市バス 「松ヶ崎」下車 徒歩北へ3分

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