清水寺本堂の大黒天にお参りする人は商売繁盛を祈願します。

観光客でにぎわう清水寺の本堂の北側に徳川家光寄進の大黒さんをお祀りしています。

清水寺では8月9日~10日の朝にかけて千日詣りが伝統的に行われ、江戸時代には月の光に照らされながら、庶民はご本尊の観音さんに参拝しました。
しかし明治の廃仏毀釈で夜間参拝が禁じられ夜の千日詣りの慣習がとだえたといわれます。
千日詣りといえば特定の日に一日お参りするだけで千日分のご利益があるとされ、江戸時代以降広く一般にひろがりました。8月9日の当日は本堂で僧侶の読経があり、夜9時まで開門されます。

この日本堂の内陣公開のほか、阿弥陀堂など境内のお堂もできるだけ開け、お堂の前や通路をろうそくでラィトァップします。

清水寺のご本尊は十一面観音菩薩です。観音は大衆に現世ご利益をほどこすといわれますがことに十一面観世音は33に姿を変えてあらゆる願いに答えてくれます。

仁王門の横に首振り地蔵があり、地蔵さまの首を願い事の方向へお祈りすれば叶うといわれています。本堂と奥の院の間の石段を下りた所にある音羽の滝は延命水といわれ、無色無臭でおいしい水です。

名称 清水寺(きよみずでら)
ご本尊・祭神 十一面千手観音菩薩
ご利益 商売繁盛
住所 京都市東山区清水1-298
電話 075-551-1234
拝観時間 6:00~18:00
料金 大人 400円 中学生200円
アクセス 市バス「清水道」下車 徒歩15分
ホームページ https://kiyomizudera.or.jp/

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