商売繁盛 (西洞院の金神さん)御金神社(みかねじんじゃ) 金属関係の業者の守り神としての信仰がある西洞院の金神さんへお参りする人は方除け、病気平癒を祈願します。 もともと金神さんは、中国伝来の方位に関する信仰で、わが国では平安時代に陰陽家によって広められました。金神遊行の方角に造作に手をつけたり、転宅や新築、旅行などで方角が悪いときにお祓いをしてもらいます。 商売不振に落ちい...
安産・子宝 中京区壬生・福田寺(ふくでんじ)尼ヶ池身替り地蔵 「尼ヶ池身替り地蔵」にお願いする人は一人一願が成就するようにお参りになります。 日頃このお地蔵さんを信心している方がありました。車にはねられましたが、奇跡的に命が助かりました。 このお地蔵さんについてはこんな話が伝わっています。むかし朱雀院の近くに時姫という美しい女官がすんでいました。身分も高く、教養も深く、信心にあつ...
無病息災 左京区大原・来迎院(らいごういん) 来迎院のご本尊は薬師如来。昔からとくに耳の薬師さんとして信仰があります。 三千院の門に通じる石段の手前を呂川に沿って登っていくと来迎院があります。 大原来迎院(左京区大原来迎院町)のあたりは魚山とよばれます。 中国の天台山の魚山の名をかりたといわれます。 魏の曹植が魚山に登って谷間からにお経を聞き、遠くの谷までひびきの...
厄除け 通称:赤ノ宮神社 (あかのみやじんじゃ)賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ) 通称:赤宮さんは、正しくは賀茂波爾神社。方除け・火難・災難除けの信仰があります。 北大路通りにある高野橋をおよそ80メートル川端通りを上へあがり、疏水を東につきあたりますと赤宮さんの鳥居が見えます。 ご祭神は波爾安日子神。波爾安日女神。天照大神の弟にあたる神さんで方除けの信仰があります。波爾安日子神は土壌をつかさどる神...
商売繁盛 池の谷地蔵(いけのたにじぞう) 左京区・池の谷地蔵にお参りになる方は、病気平癒をお祈りになります。 家族連れでお参りになる方が多く、病気回復のほかに不振の商売がよくなった人もあります。 寺伝によりますと池の谷地蔵は金戒光明寺に属して、霊鑑寺の南にあった如意寺の境内にありました。如意寺は三井寺の別院で平安時代鹿ケ谷楼門の滝の付近にありました。江戸時代中...
商売繁盛 金福寺(こんぷくじ) 金福寺の弁財天にお参りする人は商売繁盛・技芸上達を願ってお参りになります。 一条下がり松から東南に300メートルばかりゆきますと山裾にささやかな石垣・石段の構えがあり入口におもしろい形の石に「仏日山金福寺」があります。 それが舟橋聖一「花の生涯」で有名になった村山たかが住んでいた金福寺です。 村山たかは文久2年(186...
五穀豊穰 石座神社(いわくらじんじゃ) 左京区・石座神社にお参りする人は五穀豊穰と家内安全を祈願します。 例祭は10月23日、松明神事と神輿の渡御があります。松明の直径は2メートル、長さ8メートル、重さは1トン近くあり、雌雄の大蛇として造られ、平年は12カ所、閏年は13カ所を結びます。 午前3時に松明に火をつけます。松明がもえついたころ、東の空が白みはじめま...
不老長寿 新宮神社() 左京区松ヶ崎・新宮神社にお参りする人は、夫婦円満、子宝のさずかるようにとお参りになります。 このお社は不老長寿のご神徳があるといわれます。ご神木は根がひとつで枝が2つ出て、男杉(おすぎ)さん、女杉(めすぎ)さんといわれています。 もともと新宮神社は村社で大比叡大明神と称していたが、徳治2年(1307)、一村改宗の時熊野...
安産・子宝 由岐神社(ゆきじんじゃ) 鞍馬の火祭で知られる由岐神社は勒神社とも書き、もともと御所内に祀ってあったものを天慶3年(940)この地に勧請したものです。 勒は「矢入れ」で、天皇の病や世上の不安があったとき、勒をかかげて厄除け祈願したと伝えられます。 鞍馬山の山腹に建立された社殿は、地形を巧みに利用した懸崖造りで中央部を通路としたみごとなもので拝殿...
厄除け 左京区・八神社(はちじんじゃ) 左京区・八神社へお参りになる方は方除けを祈願してお参りになります。 ここは、旧銀閣寺村の氏神としての信仰があります。 社伝によりますと、ここは御所からちょうど丑寅の方向に当り、昔弘法さんが比叡山へお上りになる時にはここでもろもろの神を拝まられた神宮斎場であったといわれます。 このお宮は、延喜年間(901~922)の創立...