安産・子宝 嵯峨・薬師寺(さが・やくしじ) 嵯峨・薬師寺にお参りする人は生六道地蔵菩薩の仏さんに安産を祈願します。 生六道地蔵菩薩は、安産守護の仏さんとして信仰され、寺では小さな安産のお守りと腹帯を授与しています。 生六道の「生」を「無事に生まれる」と考えたのです。小野篁は、夜は地獄へ行って、エンマさんのもとで働いていたというのです。東山の六波羅密寺の近くにある...
商売繁盛 蚕の社(かいこのやしろ)(木嶋坐天照御魂・このしまにますあまてるみたま)神社 蚕の社にお参りする人は、特に織物業界、染色業界の方々が商売繁昌を願ってお参りになります。 ここの社から授けられる「まゆの守」は呉服関係の業者が受けにこられます。蚕の社は本殿右にある摂社で養蚕・機織りの技術にすぐれた秦氏と関係の深いことがわかります。 また、本社の木の島の社には、土用の丑の日にお参りして、池の水に足をつけ...
商売繁盛 嵯峨・二尊院(にそんいん) 右京区嵯峨 二尊院の九頭竜弁財天にお参りする人は商売繁盛・技芸上達を祈ります。 嵯峨 小倉山を背に優雅な本堂、その右手に瓦葺の弁財天堂が建っています。その東のくぼ地にあるのが竜女の池です。 寺伝によりますと、時は室町時代、竜はよなよな池をぬけ出し本堂や庭のあたりをはい廻るました。正信上人が一心にご祈祷されますと竜はこの...
無病息災 神護寺(じんごじ) 神護寺のお薬師さんにお参りになる方は、無病息災を願って遠くからもお参りになられます。 金堂に安置する秘仏薬師如来は平安前期彫刻の代表作で薬師如来のくちびるには永久にきえないとおもわれる丹朱の色が残っています。 わたしたちがこの像を拝むとき、不気味な神秘感にうたれます。この薬師如来は衆生を救う神として私達をあたたかく包ん...
中風 了徳寺(りょうとくじ) 右京区鳴滝の静かな住宅街、西山の裾野に広がる一角に大根炊きで知られる了徳寺があります。 大根炊きは毎年12月7・8日におこなわれる。 了徳寺の大根をいただくと中風にかからないというご利益があるといわれます。 知りあいの人から口伝えで3年続けるとよいと聞き、3年続けてこられる人も多いようです。 寺伝によりますと建長4年(...
安産・子宝 福王子神社(ふくおうじじんじゃ) 嵯峨街道と周山街道と高台の道の三差路の一角に福王子神社があります。御室御所(仁和寺の宮)の守護神であった光孝天皇の皇后斑子女王を祭神とし祀ってあります。 福王子神社にお参りする人は安産の守護を祈願します。とくにこの地方の(御室学区の一部、宇多野、常盤、太秦学区)の氏神信仰があります。 例祭は10月第3日曜は、式典後、み...
商売繁盛 安楽寺天満宮(あんらくじてんまんぐう) 安楽寺天満宮にお参りする人は病気平癒と商売繁盛、天神信仰のルーツ学力向上を祈ります。 延喜5年(905)太宰府にあって道具の墓を守っていた味酒安行にお告げがありました。道真の霊は天満大自在天神と名乗ったと伝えます。 これによって太宰府の墓所に廟所が建てられ、もと安楽寺といいました。 菅原道真が太宰府に左遷されたとき、都...
不老長寿 達磨寺(だるまじ) 京都市上京区 達磨寺の達磨大師は厄除け・開運そのものです。 庶民はだるまさんに何のお願いをするのでしょうか。 まず事業の完成。商売する人の信仰の多いのもそのためです。ダルマさんといえば「七転八起」日本人の作った言葉で、近世では江戸時代に白隠禅師が好んで使われたそうです。 七転八起のだるまさんを見習って起き上がって仕事に...
厄除け 引接寺(いんじょうじ) 千本えんま堂(せんぼんえんまどう) 正式には引接寺といいますが、「千本えんま堂」は本通り寺之内上る商店街の中を通り抜けたあたりに入り口がある。 正式には引接寺(いんじょうじ)といいますが、本尊とするえんま大王により、千本えんま堂の方がよく知られています。 康暦元年(1378)円阿上人より勧進された銅鐘銘によれば、当時は寛仁年間 (1017~21)に源信の...
心願成就 梨木神社(なしのきじんじゃ) 梨木神社境内の「染の井」は、京都三名水の一つといわれて、朝参りは、午前六時半から老若男女が集う。 今からおよそ1100年ぐらい前、摂政藤原良房の娘で、明子(あきらけいこ)(文徳天皇の皇后)の里御殿がありました。この水は良質で冷たい水で、枯れずに1100年、余りこんこんと湧き出ています。この水は文徳天皇のおめしになる着物...