商売繁盛 興雲庵(こううんあん) 建仁寺の境内末寺の興雲庵にお参りする人は商売繁昌・子授けを願います。 興雲庵は建仁寺の境内末寺です。京都ではめずらしい豊川稲荷の分身ダキニ尊天(豊川稲荷の分身)をお祀りしています。 境内の弁天さんには、祇園町のおかみさんが芸能上達・商売繁盛のお参りが多い。 本家の豊川稲荷は曹洞宗で、ダキニ尊天、臨済宗ではダキニ尊天とい...
商売繁盛 桂光山 西福寺・末広不動(さいふくじ すえひろふどう) 桂光山 西福寺・末広不動にお参りする人は商売繁盛を祈願します。 東大路通りから松原通りを曲がると「弘法大師作六道の辻地蔵尊」と看板のあがったお寺の前に出ます。 もとは六波羅密寺の地蔵堂のあったところです。 山門には「子育て地蔵」と記した堤灯の下をくぐると正面に末広不動、左に水子地蔵があります。 ここの不動さんにお参りす...
縁結び 知恩院の濡髪堂(ぬれがみどう)濡髪大明神 濡髪堂という艶っぽい名から、男女の縁結びの神として信仰をあつめ、若い女性や女子学生たちに人気のスポット 知恩院の勢至堂裏にある総墓地には千姫や佐藤春夫の墓があります。 修学旅行や地元の女学生たちが、ぞろぞろとお参りに行きますが、お目当ては千姫の墓の背後にある祠、濡髪堂です。 江戸初期の頃、知恩院本堂では霊厳上人のお説教...
諸芸・芸能 正覚庵(しょうがくあん) 「筆の寺」で知られた正覚庵にお参りする人は芸能上達を祈ります。 正覚庵は東福寺本坊の南、伏見稲荷に通じる境内参道の東側にあります。 11月24日筆供養の日です。正覚庵の境内にある筆塚の前に画家・作家が使いふるしの筆・ぺん・鉛筆を積んでいきます。山伏は境内の渡宋天満宮から取った火で護摩木を燃やし筆の小山に点火します。紫の...
子孫開運 東山区・東福寺(とうふくじ) 東福寺は家内和合・子孫開運の福徳が与えられ、女性には安産・母乳を豊かにする霊験があります。 京阪東福寺下車東口の駅前に出ますと下町情緒たっぷりの奈良街道へ、通りを左へ入りますと東福寺の塔頭寺院の間を通って、やがて臥雲橋を渡ります。 谷川を下に見て通天橋があります。通天橋を渡った奥に開山堂があります。 開山堂常楽庵の楼上...
持病平癒 東山区・隻林寺(そうりんじ) 東山区・隻林寺の地蔵菩薩にお参りする人は、持病平癒をお祈りします。 隻林寺は東山のふもと、四季それぞれに静かなたたずまいの真葛ヵ原にあります。 明治の初めの近郊の人の重病が完治して以来病気平癒を祈る人たちの信仰が跡を絶たず、香華・法灯と共に地蔵菩薩の慈悲の法縁が豊かに受け継がれています。 地蔵菩薩は境内の一角に祀られて...
商売繁盛 東山区・清水寺(きよみずでら) 清水寺本堂の大黒天にお参りする人は商売繁盛を祈願します。 観光客でにぎわう清水寺の本堂の北側に徳川家光寄進の大黒さんをお祀りしています。 清水寺では8月9日~10日の朝にかけて千日詣りが伝統的に行われ、江戸時代には月の光に照らされながら、庶民はご本尊の観音さんに参拝しました。 しかし明治の廃仏毀釈で夜間参拝が禁じられ夜...
商売繁盛 安養寺(あんようじ) 円山弁天堂 弁天さんにお参りするのは、祇園の芸妓さんが芸事上達を願い、一般の人は病気回復・商売繁盛・家内安全を願います。 円山公園を東にのぼりますと石鳥居が見え、お堂の奥に細い滝があります。 これが円山弁天堂です。 ここは安養寺の飛地境内になり、安養寺の鎮守として慈円僧正がお祀りした弁財天です。 この弁財天は古来から秘仏とされてい...
厄除け 新京極 錦通りの錦天満宮 (にしきてんまんぐう) 京の繁華街・新京極・寺町京極・錦通りにかこまれて錦の天神さんがあります。 もともとご祭神が菅原道真公ですから学問の向上入試の合格祈願が多いわけですが場所がら商売の智恵をいただこうと朝夕お参りになります。 社伝によりますと長保年間(999~1005)歓喜光寺が六条河原院遺跡に移し建てられその鎮守社として天満宮が再び祀られ...
無病息災 中京区・不来乎薬師(こぬかやくし)(医徳山 薬師院) こぬか薬師にお参りする人は、病気平癒や肉体的な病気、心の病気の平癒を願ってお参りになります。 鎌倉時代の寛喜2年(1230)京の町に寒風が吹き荒ぶ真冬に疫病が流行し、死者もおびただしい数にのぼりました。 このとき薬師如来が薬師院住職の夢枕に現われて「病気で苦しんでいるみなさん、わたしの前に来ると、どんな病もことごとく治...