諸芸・芸能 正覚庵(しょうがくあん) 「筆の寺」で知られた正覚庵にお参りする人は芸能上達を祈ります。 正覚庵は東福寺本坊の南、伏見稲荷に通じる境内参道の東側にあります。 11月24日筆供養の日です。正覚庵の境内にある筆塚の前に画家・作家が使いふるしの筆・ぺん・鉛筆を積んでいきます。山伏は境内の渡宋天満宮から取った火で護摩木を燃やし筆の小山に点火します。紫の...
子孫開運 東山区・東福寺(とうふくじ) 東福寺は家内和合・子孫開運の福徳が与えられ、女性には安産・母乳を豊かにする霊験があります。 京阪東福寺下車東口の駅前に出ますと下町情緒たっぷりの奈良街道へ、通りを左へ入りますと東福寺の塔頭寺院の間を通って、やがて臥雲橋を渡ります。 谷川を下に見て通天橋があります。通天橋を渡った奥に開山堂があります。 開山堂常楽庵の楼上...
持病平癒 東山区・隻林寺(そうりんじ) 東山区・隻林寺の地蔵菩薩にお参りする人は、持病平癒をお祈りします。 隻林寺は東山のふもと、四季それぞれに静かなたたずまいの真葛ヵ原にあります。 明治の初めの近郊の人の重病が完治して以来病気平癒を祈る人たちの信仰が跡を絶たず、香華・法灯と共に地蔵菩薩の慈悲の法縁が豊かに受け継がれています。 地蔵菩薩は境内の一角に祀られて...
商売繁盛 東山区・清水寺(きよみずでら) 清水寺本堂の大黒天にお参りする人は商売繁盛を祈願します。 観光客でにぎわう清水寺の本堂の北側に徳川家光寄進の大黒さんをお祀りしています。 清水寺では8月9日~10日の朝にかけて千日詣りが伝統的に行われ、江戸時代には月の光に照らされながら、庶民はご本尊の観音さんに参拝しました。 しかし明治の廃仏毀釈で夜間参拝が禁じられ夜...
商売繁盛 安養寺(あんようじ) 円山弁天堂 弁天さんにお参りするのは、祇園の芸妓さんが芸事上達を願い、一般の人は病気回復・商売繁盛・家内安全を願います。 円山公園を東にのぼりますと石鳥居が見え、お堂の奥に細い滝があります。 これが円山弁天堂です。 ここは安養寺の飛地境内になり、安養寺の鎮守として慈円僧正がお祀りした弁財天です。 この弁財天は古来から秘仏とされてい...
無病息災 左京区大原・来迎院(らいごういん) 来迎院のご本尊は薬師如来。昔からとくに耳の薬師さんとして信仰があります。 三千院の門に通じる石段の手前を呂川に沿って登っていくと来迎院があります。 大原来迎院(左京区大原来迎院町)のあたりは魚山とよばれます。 中国の天台山の魚山の名をかりたといわれます。 魏の曹植が魚山に登って谷間からにお経を聞き、遠くの谷までひびきの...
厄除け 通称:赤ノ宮神社 (あかのみやじんじゃ)賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ) 通称:赤宮さんは、正しくは賀茂波爾神社。方除け・火難・災難除けの信仰があります。 北大路通りにある高野橋をおよそ80メートル川端通りを上へあがり、疏水を東につきあたりますと赤宮さんの鳥居が見えます。 ご祭神は波爾安日子神。波爾安日女神。天照大神の弟にあたる神さんで方除けの信仰があります。波爾安日子神は土壌をつかさどる神...
商売繁盛 池の谷地蔵(いけのたにじぞう) 左京区・池の谷地蔵にお参りになる方は、病気平癒をお祈りになります。 家族連れでお参りになる方が多く、病気回復のほかに不振の商売がよくなった人もあります。 寺伝によりますと池の谷地蔵は金戒光明寺に属して、霊鑑寺の南にあった如意寺の境内にありました。如意寺は三井寺の別院で平安時代鹿ケ谷楼門の滝の付近にありました。江戸時代中...
五穀豊穰 石座神社(いわくらじんじゃ) 左京区・石座神社にお参りする人は五穀豊穰と家内安全を祈願します。 例祭は10月23日、松明神事と神輿の渡御があります。松明の直径は2メートル、長さ8メートル、重さは1トン近くあり、雌雄の大蛇として造られ、平年は12カ所、閏年は13カ所を結びます。 午前3時に松明に火をつけます。松明がもえついたころ、東の空が白みはじめま...
不老長寿 新宮神社() 左京区松ヶ崎・新宮神社にお参りする人は、夫婦円満、子宝のさずかるようにとお参りになります。 このお社は不老長寿のご神徳があるといわれます。ご神木は根がひとつで枝が2つ出て、男杉(おすぎ)さん、女杉(めすぎ)さんといわれています。 もともと新宮神社は村社で大比叡大明神と称していたが、徳治2年(1307)、一村改宗の時熊野...